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2011 Rd.18 アブダビGP採点


1 セバスチャン・ベッテル(リタイア):6.5
昨季の展開に恵まれたチャンピオン獲得から一転、オープニング直後のパンクによって今季初のリタイアに見舞われた。ターン1の立ち上がりで縁石を踏んだことが原因かどうかわからないが、なんにせよドライバーとしての責任は問えない不運なトラブルだった。タイトルが決した後でよかったというところだろう、こういうこともある。

2 マーク・ウェバー(4位):7.0
リリースの遅れで6秒を失ったピットストップは気の毒だったとはいえ、パフォーマンスとしても覇気はなし。変則3ストップでファイナルラップにプライムタイヤを換える奇襲に出たが、さすがにポジションをひっくり返すには至らなかった。勝機を感じさせる瞬間はついぞ訪れず、フラストレーションは解放されることなくサンパウロに持ち越される。

3 ルイス・ハミルトン(優勝):9.0
本人の会見のとおりベストレース。だがこういう展開でないとパフォーマンスが発揮できない今季の不安定さを逆説的に証明したレースでもあった。とはいえ気も楽になっただろう、遅きに失したがブラジルにランキング4位奪回をかける。

4 ジェンソン・バトン(3位):8.0
一時KERSに問題を抱えていたが丁寧な走りで有効な仕事をする。15周目のウェバーとのバトルは秀逸。やや遅れ気味に飛びこんできたウェバーに対し落ち着いて無理にドアを閉めることなくスペースを与え、クロスラインで鮮やかにポジションを奪い返した。後半43周目にもおなじく無駄なバトルを避けるクレバーな動きで未然にアクシデントを防いだ。ハミルトンだと無駄に緊張しかねない場面、本当に戦いが巧い。アロンソの追撃に表彰台を失わずランキング2位に片手をかけた。

5 フェルナンド・アロンソ(2位):9.0
3番手のマシンで2位を掴むのがこのドライバー。序盤にポジション争いを制してフィニッシュまでつなげていく構想力とそれを可能にする実行力がすばらしい。マクラーレンとは勝負になるマシンではなかったが、レースを冷静にコントロールしようとするハミルトンを相手にピットストップだけが勝機と見てチャンスに賭けた。結果実らなかったものの終盤の優勝争いを盛り上げる。

6 フェリペ・マッサ(5位):5.5
ピットストップを残すウェバーとのギャップ勝負のさなかプッシュしたとたんにスピン、興を削いだ。「表彰台が遠い」とは今宮純の弁、現状は悲観的。

7 ミハエル・シューマッハ(7位):6.0
週末を通してロズベルグに対し優位を見出せる場面がなかった。細かいミスも目立ち、不満が残る。来季に向けてポジティヴな武器がほしい。

8 ニコ・ロズベルグ(6位):6.5
戦略面でいろいろ工夫しているのはわかるが、実らない。計ったように6位で戻ってくるもはや時代劇並みの予定調和のなかで唯一目立ったのは最後のタイヤ交換。ストップ位置をややオーバーしたところ、フロントジャッキアップマンが鮮やかなジャンプで回避とジャッキアップを同時に敢行、3.3秒の見事なストップタイムでピットアウトしていった。

9 ヴィタリー・ペトロフ(13位):4.5
またミスが目立つように。印象深かったのはターン17でのコースアウト、去年アロンソを完璧に抑えこんでオーバーシュートを誘ったコーナーで今年は自分がミスを犯した。

12 パストール・マルドナード(14位):3.5
青旗無視でペナルティを受けた直後におなじ事案で審議されるというのは……。

14 エイドリアン・スーティル(7位):7.0
トップチームのような戦いで臆することなく上位と渡り合い、シューマッハから1秒遅れという堂々たる結果。コンストラクターズ6位をほぼ確定させて、意気揚々とブラジルに渡る。予選で静観を決め込むメルセデスに対し奇襲をかけたのもおもしろかった。こういう意欲的なアクションはどんどんおこしてほしい。

15 ポール・ディ・レスタ(8位):7.0
オプションタイヤに対してネガティヴな面しか持たなかった今回のプライムタイヤを長く履き続ける1ストップ作戦で8位に踏みとどまったのは評価に値する。戦略を分けるチームの方針で不利な戦いを割り当てられたが自分の仕事を完遂した。スーティルとの24秒差は、けっして能力の差ではない。

16 小林可夢偉(10位):6.0
予選の問題はともかく、相変わらずのリアクションで好スタートを決め16位から11位にジャンプアップ、さらにプライムタイヤを早めに捨てる戦略でひさびさにすばらしいペースを刻んだ。だが2度目のタイヤ交換はやや引っ張りすぎて最後のスティントでタイヤを余らせてしまった感がある。あと2周早く入っていれば5秒を失わずにディ・レスタとのバトルに持ち込めたかもしれなかった。ともあれ久々の入賞で一息、レースはやはり巧み。

17 セルジオ・ペレス(11位):6.0
予選は最高。映像はなかったが序盤にフロントウイングを傷めせっかくのオプションタイヤを捨てざるを得なかった。ノートラブルならフォース・インディアと戦えたか。ザウバーはトロ・ロッソに対し1点のアドバンテージを持って最終戦に向かう。


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