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2011 Rd.19 ブラジルGP採点


1 セバスチャン・ベッテル(2位):8.0
マンセルの年間ポールポジション記録を最終戦で突破。レースはギアボックスにトラブルを抱えてショートシフトを余儀なくされたが、それも"I feel like Senna"と英雄の気分。表彰台の笑顔もさわやかだった。

2 マーク・ウェバー(優勝):8.0
ベッテルのトラブルに救われたいまひとつすっきりといかない今季初めてのトップチェッカーは、同時にチャンピオンシップ3位を奪回する優勝ともなった。昨季の「セカンドドライバー」は今季本当にセカンドになってしまった。チームが若き王者にますます傾いていくのを、来季どう思いながら過ごすことになるだろうか。

3 ルイス・ハミルトン(リタイア):5.0
フリー走行までは感触を掴んでいたが、予選でバトンに負けた後の決勝で覇気の見えない周回を重ねると、最後はギアボックスのトラブルでマシンを降りた。アロンソとは逆の意味で今季を象徴するようなレース。ブラジル仕様のヘルメットも空しく、走りが眠たそうだった。

4 ジェンソン・バトン(3位):8.0
オプションタイヤで苦労した序盤から一転、プライムタイヤに履き替えてからは好ペースで自分の確保すべきポジションを正確に守り続けた。シーズンの締めくくりはプッシュ&プッシュで一度は抜かれたアロンソをパスして表彰台へ。どんなレースもできる臨機応変な才能を最後まで見せてくれた。

5 フェルナンド・アロンソ(4位):7.0
チャンピオンシップのライバルであるバトンに牙を剥き、11周目のターン6で外から豪快に鼻先を刈りとった。終盤に逆襲され追撃及ばずも可能な限りの仕事を全力でやり遂げるこの姿を今季何度見たことか。最後の最後にウェバーに逆転を許したが僅差のシーズン4位は戦闘力を完全に凌ぐと言って間違いない。スタートダッシュ、オーバーテイク、スパート……今季のあらゆるアクションが記憶に残る。劣勢のなかで奇跡のようなパフォーマンスを発揮し続けた。

6 フェリペ・マッサ(5位):6.5
どうしてもスピードに欠ける状況で2ストップに望みを託し5位に踏みとどまったが、苦しいレースだったのは確か。46周目にタイヤ交換するまでは居酒屋帰りのサラリーマンのような千鳥足で、地元ファンに爽快な姿を見せることはできなかった。憂さ晴らしのドーナツターンに0.5点奢っておくがどうせならバリチェロのほうを見たかった気も。

7 ミハエル・シューマッハ(15位):4.5
エス・ド・セナの入り口でブルーノ・セナと接触してレースを失う。切り返しの右で相手のフロントウイングにタイヤをカットされたのは気の毒だったが、ひとつめの左でスペースを潰しにいったのは……まあシューマッハの動き。

8 ニコ・ロズベルグ(7位):6.0
7位。

9 ブルーノ・セナ(17位):4.0
予選は完璧で、才能の片鱗は見える。だがレースにはまだまだ経験が足りないようだ。シューマッハとのサイド・バイ・サイドでがんばりすぎてフロントウイングを破損し、ペナルティも受けてせっかくの好グリッドをふいにした。セナの名前を背負ったブラジルは失意に終わるが、その名前を背負うのもたいへんなことだ。

10 ヴィタリー・ペトロフ(10位):5.5
予選でブルーノ・セナに大きく後れを取ったものの、スタートで取り返してなんとかポイント圏内に舞い戻った。3ストップの利でフレッシュタイヤを生かしてプッシュを続け、小林まで3秒と追いつめたもののそこで終戦。とはいえルーキーイヤーに比べればたしかに進歩は遂げた。

11 ルーベンス・バリチェロ(14位):5.0
12番グリッドもスタートで失速し久々のチャンスは潰えた。今季のウィリアムズではついに戦えるマシンを得られず、2012年にキャリアを刻めるのかはわからない。次のインテルラゴスでも姿を見たいものだが。

14 エイドリアン・スーティル(6位):8.5
今日のMVP。スピード、ペース、バトルのすべてが完璧だった。2度にわたるロズベルグとのターン1の攻防は2011インテルラゴス最高のハイライト。メルセデスワークスに牙を剥きDRSなしで堂々と抜きさって見せた。シーズン初期のトンネルを脱して最高の印象で1年を終えたが、これほどのドライバーがまだシートを確定できていないことにF1の魑魅魍魎を感じざるをえない。

15 ポール・ディ・レスタ(8位):6.5
スーティルの影に隠れた感があるものの全体的には手堅い仕事でフィニッシュし、アルグエルスアリを差しきってランキング13位に飛びこんだ。ポイントで小林に負けたのは不満ではあるがシーズン終盤の調子はスーティルに遜色なし。メルセデス育ちとして残留濃厚だが、野望はやはりシューマッハ引退後?

16 小林可夢偉(9位):7.5
ポイントは絶対のミッションではなく、なによりトロロッソの前でチェッカーを受けるべきレースで、それを確実にこなしたことを褒め称えるべきだろう。スタートでアルグエルスアリの前に出て、2周目にはブエミをパスしたことで、チームは安心してレースを見守れたに違いない。25歳とは思えない落ち着いたレースは特筆に値するが、来季に向け予選パフォーマンスの向上は切に望まれる。採点はミッション達成評価も含む。

19 ハイメ・アルグエルスアリ(11位):6.0
スピードに賭ける積極的な3ストップで最後までペトロフと小林を追い上げたが、ザウバー逆転には至らなかった。とはいえチーム、ドライバーともに長足の進歩、来季もF1で見たい。

20 ヘイキ・コバライネン(16位):6.5
まだまだ実力でのQ1突破は難しいがそれでもウィリアムズの背中は少しだけ見えた。レースの最速ラップ1.18.023もなかなかどうして立派なもの。来季はあと1秒でポイントが見える。死にものぐるいに努力してもその1秒が遠かったりするのがF1ではあるが……。


番外編 今宮純:6.5
レース折り返し間近の34周目、「雨の気配はまったくありません。雨の気配はまったくありません」と大事なことなので2回言った直後に国際映像がレッドブルの雨雲レーダー画面が表示する「RAIN EXPECTED」の文字を抜くという鮮やかなコンビ芸。結果雨は降らず正しいのは彼だったが絶妙のタイミングでシーズン最後に微笑ませてくれた。インテルラゴスの天気は難しいからね。


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