←Rd.19アメリカ driver ratings
Rd.20 ブラジルGP採点
1 セバスチャン・ベッテル(6位):9.0
オープニングラップのターン5でセナにヒットされて最下位に沈み、タイヤ選択を間違え、レースペースにさえ苦しみながら、バーチャルポイントで逆転された場面もほとんどなく、結果的にはチャンピオンシップをコントロールしきった。
2 マーク・ウェバー(4位):6.5
援護はしないとうそぶいてはいたものの、ベッテルためのレースであることをよく受け入れていた。セーフティカー明けに小林、ベッテルと3ワイドになったときは自身のポジションを無視して安全に大外へ逃げる。バトンにアクシデントがあればすぐ順位を下げる準備もあっただろう。正しく戦った。
3 ジェンソン・バトン(優勝):8.0
アクシデントとは無関係な場所を走っていた幸運はあったが、難コンディションでもっとも不安のないドライバー。トップに立ってからは測ったようにラップタイムを揃えて悠々リードを保った。最後はイエローフィニッシュで開幕戦を制したシーズンを優勝で終える。ハミルトンとのサイド・バイ・サイドから見せたフルブレーキングに驚嘆、よく止めてみせた。
4 ルイス・ハミルトン(リタイア):7.0
マクラーレンへの惜別に1-2フィニッシュを手向けようと厳しいタイヤで渾身のペースを刻み続けたが、ターン1のトップバトルでスピンに陥ったヒュルケンベルクにヒットされてチームを去った。次は低迷するチームを強くする挑戦に臨む。
5 フェルナンド・アロンソ(2位):7.5
レースでもチャンピオンシップでも、本来2位でいられるマシンではなかった。ここにいることが奇跡のようなドライバー。マッサの献身的なサポートを受けてチェッカーまで全身全霊を傾けつづけたが、わずか3点届かなかった。パルクフェルメで勝者を見つめる顔は忘れられないだろう。
6 フェリペ・マッサ(3位):9.0
よくここまでパフォーマンスを取り戻した。アメリカに続き、アロンソのサポートを第一にこなしながらこの結果は勝利にも値する。ポルトガル語は分からないが、感情のこもった表彰台が印象的だった。
7 ミハエル・シューマッハ(7位):8.0
苦しんだシーズン終盤、とてもポイントを望めるマシンではなくなってしまったが、得意の雨で有終を飾った。最後までらしさを失わず、小林のアタックを涼しい顔でいなしてマシンをチェッカーに導く。偉大なチャンピオンはベッテルに後を託した。
9 キミ・ライコネン(10位):5.0
迷子。
10 ロマン・グロジャン(リタイア):4.0
結局最後までレースを失うミスを犯す癖が抜けなかった。GP2の悪いところを凝縮したようなドライバー。残留には自信があるようだがはたして。
12 ニコ・ヒュルケンベルク(5位):7.0
2年前の予選を思い出すハーフウエットの速さでマクラーレンよりつねに優位に立ち、長くレースをリードする。あわやザウバーを大逆転するかとも思わせたが、スピンで失ったポジションを取り戻そうとハミルトンのインに飛びこんでスピン、リタイアに追いこんだ。とはいえドライブスルーペナルティを受けながらも5位、日曜日にもっとも速いドライバーだった。
14 小林可夢偉(9位):6.0
混乱したレースにあって常時ポイント圏内を走行。随所に光るアタックを見せたが、ミスもあって印象ほどの結果は持ち帰れず、ランキングでヒュルケンベルクに逆転されてシーズンを終える。来季の展望はけっして開けていないが、F1に残ってほしい。
21 ヴィタリー・ペトロフ(11位):7.0
混乱したレースでピックをパス。最後の最後にチームにコンストラクターズ10位をもたらした。