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2012 Rd.3 中国GP採点
1 セバスチャン・ベッテル(5位):5.5
スタート直前に川井ちゃんが「ベッテルソフトタイヤ」とレポートしていたのを「当たり前だろ」と思ってしまったのはQ3を逃したことを完全に忘れていたから。予選の速さは影を潜め、決勝もやっとこさという感じで5位に入るのが精一杯だった。
2 マーク・ウェバー(4位):7.0
7周目にソフトタイヤから新品ミディアムタイヤに交換する積極的な作戦で、速いペースを刻み続けた。スピードは安定してチームメイトを上回る。主導権を奪回して自分のチームを作れるか、それとも贔屓に苦しむか。ベッテルより乗れているのは間違いない。37周目に危うく空中回転のウイリー。
3 ジェンソン・バトン(2位):8.0
タイヤを駆使して何とかロズベルグの喉笛に噛みつこうとしたが、今日の初ウィナーに隙はなし。最後はピットのミスでタイムをロスし、白旗を揚げた。
4 ルイス・ハミルトン(3位):8.0
3戦連続の3位も、5グリッド降格を思えば上々の結果。フラストレーションのたまるレースで、去年の後半ならミスで終わっていたかもしれないところをよく戦った。15ポイント×3でとりあえずポイントリーダー。ランキング表を見るだけで乗っていけるだろう。
5 フェルナンド・アロンソ(9位):5.5
マッサとおなじクルマを走らせているはとうてい思えない圧倒的な運転。ふたたび戦闘力の高いマシンを手に入れたとき、世界一の座は間違いなく彼のものだろう。叱責させるべきは43周目に高速コーナーでセナに対しサイド・バイ・サイドをしかけてコースアウト。
7 ミハエル・シューマッハ(リタイア):6.0
2戦連続で予選トップ3会見に姿を見せたが、14周目にピットワークのミスでレースを失った。ただレースペースとしてはロズベルグに及ぶこともなかったか。とはいえロズベルグの走りを見ればメルセデスはこの週末でひとつ殻を破った感がある。あとは表彰台を待とう。
8 ニコ・ロズベルグ(優勝):10.0
初PPからの初優勝は2位に20秒をつけての文句ない圧勝。歴代ウィナーに名を連ねるべき人が、ついにその座についた。不安視された決勝のペースでだれにも負けず、戦略もピットワークも完璧、何から何までうまくいった。どんなに苦労したって、勝つときは案外こんなもの。上海らしい曇天の空に拳を突き上げ、ロス・ブラウンの穏やかな笑顔がただただ印象に残った。
9 キミ・ライコネン(14位):5.0
11周目のウェバーとのバトルに喝采。ターン4から5にかけて、縁石を踏みながら狭いスペースのなかで細いロープの上を渡るかのようにマシンをコントロールしきった技術は何も衰えていない。復帰3戦目、はじめて「帰ってきた」実感が湧いた。しかし集団で最初にタイヤがサチって2位から14位まで一気に後退。これはつらい。
10 ロマン・グロジャン(6位):7.0
ようやくの完走はしっかりとポイント圏内で一安心。ライコネンの向こうを張ってタイヤを巧く使い切り、黒とゴールドのマシンを6位に留めた。2度目のF1人生はこれから始まる。
14 小林可夢偉(10位):6.0
予選の課題を克服するスーパーラップで3番グリッドをもぎとったものの、スタートの差し合いに敗れて7位まで順位を落とした。なかなかすべてが噛み合う週末は訪れないが、それでもポイントは持ち帰る。他よりもピットストップが1回多く、最終盤には大量の餌が目の前にぶら下がっていたが食いつききれなかった。あと3周あればとは思うが、スピードに勝負を賭けたチームの姿勢に好感が持てる。ファステストラップはおまけだが、おめでとう。
15 セルジオ・ペレス(11位):6.0
ハミルトンとアロンソに追いつめられながらの35~36周目ヘアピンで見せたフルロックに凄みを見せる。安定的な予選と狙いどおりのタイヤマネージメントで2ストップを完遂したが、ライバルチームの変則ピットストップまでは読めなかった。しかしチームメイトに対してあの幅寄せはちと酷い。
18 パストール・マルドナード(8位):7.0
この人もこのポジションにいるべきドライバーだった。ミスをせず、トラブルもなく無事初ポイント。アロンソと小林の攻撃に曝されながらパニックにならず順位を守りきった。去年に比べれば落ち着いている。
19 ブルーノ・セナ(7位):7.0
スタートでフロントウイングを壊しながら奮闘。タイヤにはきつかったはずだが、最後まで持たせきった。チームメイト同様去年から落ち着きを身につけつつある。混戦が続きそうな中団チームはとりあえずザウバーとウイリアムズがひとつ抜けたか。